裏ネタワイドDEEPナイトで紹介
90年代、テレビのクイズ番組の景品でダイヤを提供し名が知られた
ダイヤモンドの販売店:ココ山岡
ダイヤを販売する際、悪質な詐欺行為を行い、97年に倒産した
被害者10万人以上、被害総額 何百億円、史上稀にみる詐欺事件
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●弁護士:犀川千代子が語るココ山岡 詐欺事件の実態
ブランドイメージを利用し、高価なダイヤを気軽に買ってもらうために始めた詐欺商法
・5年後買戻し商法
購入したダイヤを5年後 同額で買い戻す事を約束し、クレジットで分割購入させる
「これは特別なダイヤで あなただけ安くしてあげます」
「お金がなくたって大丈夫。あなたなら月2万円は大丈夫でしょう?」
「5年間 2万円ずつ払ているとダイヤが貰えて、それを返せばまた100万円戻ってくるんだから」
「知らないうちに貯金が出来て、いざ結婚する時に100万円のお金があったらいいでしょ?」
「今ダイヤはこれからどんどん高くなるから5年後 買い取りなんて特約」
「5年後には返さなくていいと思うようになるよ」
と販売員はまくしたてるように言葉巧みに安心感を与え、ダイヤの購入を契約させる
しかし、当時 ダイヤの価値はどんどん下がっていた
売っていた大屋を事件発覚後に調べると販売価格の1/10の価値しかないモノも
結婚指輪として買わせれば買い戻しに来る客も少ない、という目論みがあった
●悪質すぎるミニスカ美女のキャッチセールス
ターゲットはダイヤに興味のない、あまりモテそうにない未婚の男性
ミニスカートを穿いた美女が3人1チームで行われる
最も容姿に優れた販売員A子が優しく道を歩く男性に話しかける
「ちょっとアンケートに答えて下さい」または、
「今 店の中でクイズをやっているんですが当たれば商品が貰えます」
と販売員A子が店の中に客を引き込む
「彼女いるの?」など些細な会話をしながら名前、年齢、電話番号を聞き出し、
店内にいる販売員B子に合図する
聞き耳を立てる販売員B子はすぐに信販会社に連絡
この客はクレジットを使えるか?どうかを調べる
使える事が分かると販売員A子の手は離れ、
話術に長ける販売員B子と販売員C子の2人がかりで落としにかかる
まず「結婚しているんですか?」と質問
している客はターゲットから除外となるので帰ってもらう
「彼女はいるんですか?」の質問で、いる客と、いない客に振り分ける
彼女がいる客には「結婚する気はあるの?いくつくらいで結婚したいの?」
「それまで結婚にどのくらいお金がかかると思う?」と結婚までのお金の話を切り出す
彼女がいな客には「ダイヤとかプレゼントするといい彼女ができるよ」など
独自に造った勧誘マニュアルに従って、美女が男性をおとす
そしてダイヤを買う契約をすると同時に信販契約をさせる
上がると言っていたダイヤの価値は高騰するどころか下落の一途をたどる状況
そもそも欲しかったわけではなく強引なキャッチセールスで
押し切られ購入させられたため買い戻しに来る客が急増
1997年、ココ山岡は倒産した
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