世界一受けたい授業で紹介
味覚障害を放置しておくと脳梗塞を引き起こしたり肥満になる可能性がある
東京歯科大学教授:井上孝教授によると
味が濃い料理が好きな人は味に対して満足感が薄い
つまり味覚の感度が鈍っている可能性がある
味覚は塩味、甘味、酸味、苦味、旨味が基本とされている
それぞれの味は舌の表面にある味蕾という組織で捉えている
味蕾が味をキャッチしてその刺激が脳に伝わり、味を感じている
しかし味蕾の機能が働かなくなると味を捉えられず、
脳に味が伝わらなくなる
その際、甘味を感じる部分に異常をきたすと脳が甘味を認識できず糖質を摂りすぎてしまう
また塩味を感じる部分に異常をきたすと脳が塩味を認識できず、知らず知らずのうちに塩分を多量に摂取
動脈硬化を招き、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる可能性がある
●味覚障害の原因はコケ
舌に発生したカビが味蕾を覆い、味を捉えられない
口を清潔にしない、もしくは加齢により白いコケが舌に発生する
●味覚障害で肥満になりやすい
ワシントン大学の研究チームが口の中に脂に反応する遺伝子:CD36を発見
このCD36が少ない人は脂っこい物を食べても脳が脂肪味を感じにくい
ついつい脂っこい物ばかりを食べ過ぎて肥満になる危険性が指摘された
●味覚障害を予防・改善する2つの方法
・食事療法
味覚障害で一番の問題が亜鉛不足
亜鉛は味蕾の細胞を新しく生まれ変わらせるために必要なもの
朝ごはんを抜く、過剰なダイエットや偏食などの食生活の変化が亜鉛の吸収が妨げられる
最も亜鉛を含んでいる食材が牡蠣
・顔のマッサージ
唾液がないと味が味蕾に運ばれない
1、親指を顎の角から骨に沿って前に出す(5回)
2、両手で耳を挟み口に向かって前に出す(5回)
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