100秒博士アカデミーで紹介
生物模倣博士:細田奈麻絵の研究
●近い将来 人間はビルの壁を登れるようになる
ヤモリは何故、壁にくっつきはがれるのか?
そのメカニズムを20年以上にわたり研究してきた
粘液がないのに何故くっつくのか?
ヤモリの足にある「うね(しましま部分)」には大量の毛が生えている
その数、指1本につき10万本、これは人の髪の毛と同じ量
毛先は枝毛のようにさらに細かく分かれ、先端は平らになっている
分子レベルまで足先が細くなると、
ファンデルワールス力という物と物とが引き合う力が生まれる
さらにヤモリの優秀なところは簡単に剥がれる事
少し力を入れるだけで接地面から離れることができ、自由自在に壁を歩き回れる
●水中でも壁をよじ登れる技術
水の中ではセロテープなど粘着物は機能しない
2012年、世界で初めて てんとう虫が水の中を歩く事を発見した
てんとう虫が水中を自由に歩ける秘密は足先についた気泡
気泡が吸盤の役割を果たし吸いつく
さらに気泡は水をはじき、てんとう虫の足から出ている粘着液が
水に触れることなく直接付くことが出来る
当初、てんとう虫は水中を歩けないと考え、実証したところ歩けてしまった発見だった
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