マラソンの距離が42.195kmになったワケ

●マラソンの距離が42.195kmになったワケ

立命館大学：岡尾恵市氏によると

1908年に開催されたロンドンオリンピックで起きた「ドランドの悲劇」

トップを走っていたイタリアのマラソン選手：ドランド・ピエトリは、

ゴール手前で何度も倒れながら走り、1位でゴールしたけれど、

審判員に助けられた事で失格となった

それは人々に感動を与え、マラソンがメジャーなスポーツとなったきっかけだった

1941年、パリ五輪の前年に国際陸上競技連盟が総会を開き、

ドランドの悲劇でマラソン人気が高まったことから、

ロンドンオリンピックと同様の42.195kmを正式な距離とした

●42.195㎞となったワケ

ロンドンオリンピックでイギリス王妃：アレキサンドラ・オブ・デンマークが、

「ゴールは競技場のロイヤルボックス席の前に」と要望

この要望によりマラソンの距離が42.195kmとなった

●42.195kmの計測は自転車

国際陸上競技連盟が指定しているジョーンズカウンターを

自転車の前輪につけてコースを計測する

ちなみにジョーンズさんが作ったジョーンズカウンターの値段は22000円

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