未来世紀ジパングで紹介
フランスを訪れる観光客数は年間8300万人
日本は33位で835万人
●観光客を国別に分析し国に応じたマニュアルを作成
パリ中のホテルやレストラン、タクシー運転手などに配られた
・例えば…アメリカ人は極めて個人的な事を頼んでくる
・アメリカ人は待たされるのが嫌 など
・中国人は高級ブランド品を買いたがるので本物を買える店を紹介すると喜ぶ
・スペイン人の夕食は他の国より遅いのでレストランの営業時間を確認してもらう事
・日本人は清潔、快適さ、正確な情報を求める
さらに、その場で不満を言わないが国に帰ってから文句を言う
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マニュアルを作ったきっかけは?
世界で最も観光客に無礼な国ランキング:フランス:1位
・ネットや電話などホテルの予約の方法
・旅行での支出用途
・各種サービスの満足度 など観光客について調べ上げ、ある結論を導き出した
※日本人を満足させる
日本人が一番難しい
不満を言わないのに調査では満足度が他の国より低い
日本人を満足させれば他の国の人も満足させられる、と考えた
今、フランスは日本人をサービスの基準にしている
例えば、ルーブル美術館は、日本の旅行会社に閉館後2時間、
「モナ・リザ」が見やすいように貸し切りにしている
●フランス流格付け
ミシュラン3つ星は足を運んでも食べる価値があるという意味
1つ星が付くだけ店の売り上げは30%上がると言われている
フランス中部の村:コロンジュ・ラ・ルージュ村
赤土で作ったレンガ色の景観が印象的
人口わずか470人の村に年間70万人の観光客が訪れる
「天空の城ラピュタ」のモデルになったと言われる天空の村:ゴルド村
中世に造られた路地はすべて石畳、年間100万人の観光客が訪れる
中でも1冊の本を携えた観光客が多い
それは村を格付けした「フランスで最も美しい村」
最も美しいにふさわしい村だけを掲載
1982年、「最も美しい村」は村おこしのために出版された
選ばれるのは特別な観光名所はないが、その地域の魅力が詰まった村
掲載されるには厳しい条件をクリアしなければならない
その条件は?
1、人口2000人以下の小さな村
2、歴史的建造物 自然遺産が2つ以上
3、村全体で景観の調和がとれている
さらに6年に一度見直し、条件を満たさなければ落選
ゴルド村もこの本で紹介されるまでは、観光客に見向きもされていなかった
●オフシーズンもホテルが満室となる見本市
メンテナンス機器の見本市:来場者4万人
ヨットの見本市:来場者24万人
シャンゼリゼ大通りを全て見本市にする国際農業見本市:来場者60万人
見本市はフランスの国策
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