夢の扉+で紹介
誰も治せなかった難病を新薬で克服するアキュセラ社CEO/眼科医:窪田良
●眼のアルツハイマー:加齢黄斑変性
視界の中央が歪んだり、欠けて見えなくなる、
放っておくと失明の恐れがある加齢黄斑変性
発症率は年齢を重ねるごとに高まる
目に入った光を網膜に写す事で映像を認識している
その中心、黄斑がモノを最も鮮明に見える部分
この黄斑部分で細胞が死んだり出血したりすると次第に視力が失われていく
欧米では成人の失明原因のトップ
9割を占める加齢黄斑変性の委縮型には長年決定的な治療が無かった
この誰もがかかる難病を飲み薬だけで治療できる新薬を開発したのが窪田良
●なぜ鳥は夜視力が落ちるのに人は平気なのか?
眼の網膜には昼間に高い視力を発揮する細胞と暗視カメラのように夜でも敏感に光を感じる細胞の2種類がある
鳥の多くは暗視カメラ型の視細胞が少ないので夜は視力が落ちる
逆に人はこの細胞が網膜の9割を占めるため夜でも視力が落ちない
この暗視カメラ型の視細胞は長時間 光にさらされると毒素が出て傷つく性質があった
ならばこの細胞を光の害から守ればよい
2008年4月、光の害から守る化合物を見つけ出した
現在、欧米で人での臨床試験の最終段階に達している
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