ガイアの夜明けで紹介
●甘いトマトを安く作る技術
農家オブ ザ イヤーを受賞した「みつトマト」
このトマトはある特殊フィルムを用いた水耕栽培をしていた
まずコンクリートの上に防水シートを敷き、チューブを使ってその上に水を流す
その上に透明な特殊フィルムを敷き、最小限の土をのせ、苗を植える
この特殊フィルムはあまり水を通さない
その為、トマトは少しでも水分を吸収しようと根を大量に張り巡らせる
野菜は少量の水分で栽培すると糖度が高くなる
特殊フィルムを使った栽培を考案したのが、森有一(元早稲田大学 客員教授)
元々、森氏は東レで人工透析に使う医療用のフィルターを開発をしていた
老廃物を含んだ血液をろ過してキレイにするフィルター
森氏はそのフィルターを野菜の水耕栽培に応用できないかと考えた
腐りやすい肥料液にフィルターを通す事で菌をシャットアウトする
・メビオール:神奈川県平塚市
早稲田大学の出資で1995年に設立した会社
4年をかけて開発した栽培用フィルム:ハイドロメンブラン
原料は水分をジェル状に固める性質があるハイドロゲル
このフィルムは、ごくわずかな水分だけを通す性質を持っている
このフィルムがあるとトマトは水を簡単に吸えないため、そのストレスで糖度が上がる
自動給水器、特殊フィルム、ハウスなどセット販売している
3000坪用で約5000万円、一般的な水耕栽培と比べ、初期投資額は1/3程度で済む
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