鉄学の時間で紹介
いすみ鉄道の社長:鳥塚亮は鉄道オタク
自身の発案で国鉄型気動車キハ52を購入し、鉄道ファンの心を掴んでいる
JR西日本から購入したキハ52は金沢総合車両所に保管されていた
金沢貨物ターミナルまで輸送し、そこからトレーラーで陸送され大多喜駅まで
キハ52の内装は大糸線時代の面影を残したまま使用
天井には鳥塚社長が以前から集めていた国鉄時代の中吊り広告が吊るされている
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●鉄道車両の買い方
引退するキハ52の情報を掴んだ鳥塚社長はJR西日本に電話した
「キハ52が廃車になるようですが譲って頂けませんでしょうか?」
「鳥塚さん、それは個人として仰っていますか?会社として仰っていますか?」
「会社として申し上げております」
「分かりました検討しましょう」
後から聞いた話だが「個人としてだったらどうなっていましたか?」
「すぐお断りしました。個人からの申し出はいっぱいあるんですけど一切個人としての申し出はお断りしてます」
「JRとしては第三セクターが次のツールとして色々展開するためにお使いいただくんでしたら喜んで譲渡いたします」
鳥塚社長によると、その本体購入価格は「片手以下。軽自動車2台分ぐらいです」
その購入に伴うその他の費用は輸送費、車両検査、塗色変更、ATS交換、無線機交換などでプラスα以上かかる
いすみ鉄道では車両の交換時期にきており、個人でも廃車となった車両を譲ってほしいという希望があれば譲渡する事は可能
1両は大体200万円ほど、プラス輸送費を負担してもらう
ちなみに、いすみ鉄道が導入する新車は1両1億3000万円以上
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