世界一受けたい授業で紹介
京都造形芸術大学教授:小野日佐子
●劇的に絵が上手くなるコツ
・逆さまにして描く
絵が得意でない人は描く時に先入観で無意識にイメージで描いている
客観的にものを見るために被写体を逆さまにする
逆さまにすると見た事ないアングルになるので観察力が増す
・16分割にする
物の形を良く見るためにキャンパスを16分割にする
写真と自分が描くキャンパスに同じ間隔で分割線を入れる
さらに逆さまにして分割した一つのマス目ごと描いていく
少ない要素をより細かく観察ができる
●消しゴムを使って立体的な絵に
最期に消しゴムで瞳や唇のハイライトを軽くこすって消す
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クリスマス&年賀状編
●サンタクロースのクリスマスカードを描く時のテクニック
1、サンタクロースを鉛筆で下書きをする
下書きが上手く書きない場合は、
モデルの画像に線を入れて分割、逆さにして1マスずつ描く
2、衣装は、薄い赤で全体を塗り、濃い赤で重ね塗りすると立体感が出る
3、髭を白く塗る必要はない
その代り、筆に水だけをつけ影の部分をなぞる
オレンジで影を描く事で、赤い衣装が髭に反射しているイメージとなる
水の効果でにじみ、ふわふわ感が出る
●クリスマスツリーのクリスマスカードを描く時のテクニック
1、クリスマスツリーを鉛筆で下書きをする
2、絵の具をあまり水で溶かずに、描く事でかすり、とがった葉っぱを表現できる
3、濃い緑で重ね塗りしていく
4、デコレーションや背景を描き加える
5、白い雪はたわしを使用する
白い絵の具を硬めに溶いて、たわしにつけて網の上で擦る
6、星を光らせるテクニック
水で背景の濃い色を溶かし、ティッシュなどで水分をとる
薄くなったところに黄色をにじませる
●馬 年賀状を描く時のテクニック
1、鉛筆で下書き、影をしっかり描き入れる
2、使う色は茶色の一色のみ、水で薄めてサッと塗るだけ
水分が多いと鉛筆と絵の具がなじみやすい
3、草原を駆ける躍動感を加える場合、水で溶かした緑を描き、
茶色や黒の絵具をあまり水で溶かずに筆を払う、細かい土を蹴りあげる感覚で
馬の向きや文字を入れる場所の構図に気を付ける
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