高齢者が高齢者を騙す仏像詐欺

最凶サギの手口ワースト１０で紹介

●高齢者が高齢者を騙す仏像詐欺

定年退職後は趣味のゲートボールを楽しむシルバーライフを送っているFさん

ある日、Fさんの元に一本の電話が鳴る

「古物商の営業をしております山田と申しますが、決して怪しいものではございませんのでご安心ください。最近我々のような高齢者を相手に詐欺を働く若者のニュースをよく目にしますが全くけしからんもんですな！」

※高齢者が高齢者に電話で営業

「ところで奥さんは？（3年前に先立たれまして）実はウチもなんですよ。いざ居なくなるとっ頃にポッカリ穴が空いた様で…今は仏像をウチの家内だと思って毎日磨きながら話しかけていますよ。ほら毎日はお墓参りできないでしょ？」

※何気ない高齢者の会話から本題を切り出す

「ではパンフレットを送付しますね。今からだと15日前後に届くと思いますのでその頃にもう一度ご連絡しますね」

※狙いは15日前後

2ヵ月に1度偶数付きの5日に年金が銀行口座に振り込まれる

被害者はこの時期だと財布の紐がゆるみがちとなる

こうしてFさんはまんまと騙され仏像を10万円で購入

実際は1万円程度だが…

年金だけでは心もとない高齢者を対象に古物種営業の求人広告を新聞などに掲載し高齢者を雇用

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