もてもてナインティンナインで紹介
全国8万の神社の中で最も格式高い伊勢神宮
今年は式年遷宮、20年に一度行われるお宮のお引越し
隣の土地に新たなお宮を作り、神様にうつって頂く1300年前からの祭典
式年遷宮の年は日本に神様の後以降の力がみなぎると言わている
●明治天皇の玄孫が案内する日本人なら知っておきたい伊勢神宮の正式な参拝方法
・朝早い参拝を心がける
夜は神々の時間、日が昇ると神の時間から人の時間に移行してくる
清らかな穢れのない時間帯の「早朝」がオススメ
・宇治橋鳥居
一般の家に例えると門にあたる場所
「神様の敷地に入る」と云う事で鳥居や橋などは真ん中を遠慮する
鳥居をくぐる時は一礼
・神苑
式年遷宮にあたり多くの鶏が奉納され放たれている
鶏は「神の使い」と言われている
“天照大御神が岩穴に隠れ、この世は暗闇に…そこで日の出に鳴く鶏が集められ、その鳴き声が天照大御神を岩穴から出す事に役立った”
・手水舎
一般の家に例えると玄関にあたる
神の家に上がるのだから体を清めるのは礼儀
1、一拝一拍手
2、左手をすすぐ
3、右手をすすぐ
4、左手で口をすすぐ
5、左手をもう一回すすぐ
6、柄を洗う
7、一拝一拍手
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・御手洗場
手水舎が出来る以前、五十鈴川に浸かって身を清めていた
・滝祭神(たきまつりのかみ)
伊勢神宮に来たら必ず立ち寄る場所
滝祭神を参拝して正宮に行くと取り次いでもらえると地元では言われている
板の垣根の中にご神体の岩がおられる
参拝方法は二拝・二拍手・一拝
・ご正宮
伊勢神宮は日本の総氏神なので参拝の時、私利私欲のお願い事はしない
生きている事、日本の国があることを感謝する
そもそも伊勢神宮は天皇陛下が天照大御神様に国民の幸せを祈る場所
・荒祭宮(あらまつりのみや)
個人的なお願いはこちらで
お願い事をするのではなく誓いをたてる場所
●式年遷宮とは?
古い建物から新しい建物にうつることで神様にリフレッシュしていただき
さらなるご威光を発揮してもらうため、式年遷宮が行われる
準備期間は8年
引越しの費用は550億円:民間からの寄付金で賄われている
神宮内の全ての建物を作り変える
神社に奉納される宝物の数は1600、人間国宝級の職人たちが担当
使用する材料はヒノキ1万本
材料ヒノキは御用材と呼ばれ、岐阜県と長野県の県境に位置する木曽の山から切り出される
中でも樹齢300年や400年の御神木を切り出す作業は神事とされ、切り倒すまでの作業は完全手作業
切り出された御神木は伊勢まで人の手で運ぶこだわり
そして宮大工の手によって1300年前と同じ工法で作り上げる
御神体は八咫鏡
御神体である御鏡の所有者は天皇陛下
所有者である天皇ですら御神体を見る事ができない
神宮の神職など数百人の行列で、木の箱に入れて運ぶ
●直会:お参り後に神様に捧げたお酒や食事を頂く神事
伊勢神宮を参拝した後は…おはらい町・おかげ横丁で「食」を満喫する
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