知らないと!こわい世界で紹介
市販の風邪薬で失明!死亡!
●クスリの副作用:スティーブンス・ジョンソン症候群
聞きなれない病名だが、どの市販薬の説明書きにも掲載が義務付けられている
飲んだ薬に対し、身体の免疫機能が過剰に反応
激しいアレルギーの反応が表われると考えられている
例えば、皮膚に発疹があらわれ、やがて皮膚が壊死
また口や目、内臓などの粘膜がただれる
処置が遅れると死亡するケースも
●湯浅和恵さんは1991年、スティーブンス・ジョンソン症候群を発症
今も残る後遺症…片方の目が失明した
咳のため、かかりつけの診療所へ
以前にも飲んだことのあるごく一般的なせき止め薬などを処方された
いつもと違うのは薬を飲んでも中々症状が治まらなかった
ちょっと厄介な風邪と考えていた
発症初期は微熱や倦怠感など風邪に似ている
クスリを飲む続けて3日…
激しい腹痛と関節痛、熱も39度を超えた
ウイルス性の感染症を疑われ、処置を受けるも回復せず
身体や口内に発疹が出る
目の充血やかゆみ、違和感などが感じられた
原因不明で別の病院へ
30分の移動の間に、視界がぼやけ始めた
発疹は破れ壊死、さらに下血や呼吸困難
命さえ失いかねない危険な状態に
翌日、4つ目の病院で原因が判明した
京都府立医科大学付属病院に専門外来がある
スティーブンス・ジョンソン症候群に最も精通しているのは皮膚科医である
医薬品で健康被害を受けた人に救済給付を行う公的制度がある
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