所さんの学校じゃ教えてくれないそこんトコロ!で紹介
バッキンガム宮殿など王室を警護する近衛兵が被るモコモコの帽子
高さおよそ50㎝
熊の毛皮で作られているところから「ベアスキン帽」と云う
●イギリスの近衛兵の帽子は起源は中央アジアの遊牧民の帽子だった
戦史・軍装研究家:辻元よしふみによると
近衛兵の「ベアスキン帽」は元々、ナポレオンのフランス軍が被っていた
フランス軍の中でも優秀なエリート兵が最初に黒くてデカい帽子をかぶっていた
1815年、ワーテルローの戦いでイギリス軍がナポレオンを破った
フランス軍を破ったと云う記念にイギリスの近衛兵が黒くてデカい帽子をかぶり始めた
さらに元々は中央アジアの遊牧民がかぶり始めたと言われている
ウズベキスタンの砂漠の中にある街:ヒヴァ
黒くてデカい帽子が販売されている「チョギルマ」
近衛兵の帽子とは違い、天然の羊の毛を使用している
遊牧民が被っていたチョギルマは砂漠の砂から目を守ってくれる
枕にもなり足を休める事も出来る便利な帽子
身分の高い人は背の高いチョギルマを被っていた
馬を巧みに乗りこなし強い兵士として知られた中央アジアの遊牧民
かつて彼らの一部は西へ向かい、オスマン帝国を築いた
強い軍隊でヨーロッパを席巻したオスマン帝国
その強さの象徴である帽子をヨーロッパ諸国が取り入れ、それがフランスに伝わり、さらにイギリスが取り入れるようになった
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