ザ!世界仰天ニュースで紹介
●魚のニオイの体臭に苦悩する女性
トリメチルアミン尿症
食べ物が消化、吸収の過程で小腸に達する
腸内細菌によりトリメチルアミンと云う物質が発生する
トリメチルアミンは魚などに多く含まれる特有の生臭いニオイのする物質
このトリメチルアミンは通常肝臓で酵素により分解され、ニオイが体外に出ることはない
しかし稀に酵素の働きに問題があり、トリメチルアミンを分解できない体質の人がいる
その場合、強いニオイの持つ物質は血液中に取り込まれる
全身を回り、汗や尿・息などに混じって排出される
それが魚臭症候群とも呼ばれる病気
その酵素が働かないのは遺伝子の異常、または肝機能障害と考えられる
症例が少なく根本的な治療はない
症状を軽減するには食事療法が妥当
食べたものすべてがトリメチルアミンを生み出すわけではない
トリメチルアミンを多く発生させるのは魚類、タコ、イカ、エビ、そして卵、大豆、そら豆、枝豆、ピーナッツ、アーモンド、肉、ベーコン、さらにアブラナ科であるキャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、マヨネーズ、菜種油
一方トリメチルアミンを発生させにくい食材は米、小麦、サツマイモなどの穀物、トマト、カボチャ、レタス、ニンジン、キュウリ、セロリ、フルーツ全般、乳製品も問題ない
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