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知って納得!語源の秘密
「うやむや」とは物事をいい加減にしたり曖昧にすること
多くの古い和歌で使われている「うやむやの関」
「うやむやの関」とは地名
秋田から車で1時間半「有耶無耶の関」
秋田県にかほ市象潟町にある小さな集落
1200年前に生まれた鬼伝説
手が異様に長い鬼と足が異様に長い鬼の手長足長と呼ばれる2人組の鬼
この地にあった関所に何処からともなく現れ、人を食べては恐れられていたと云う
そこに現れるのが3本足の八咫烏
鬼がいるかどうかを鳴いて知らせてくれた
その鳴き声が地名の由来
鬼がいる時は「有耶」 鬼がいない時は「無耶」
その言葉をくっつけて「有耶無耶の関」となったと云う
本当に鬼がいるのか、いないのか、不安で気持ちが曖昧であった
この理由からいつしか地名自体が曖昧という意味の言葉として、この辺一帯で使われるようになった
そして「うやむやの関」の伝説を歌人が和歌に入れ込んだことによって全国に広まっていった
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