くだまき八兵衛Xで紹介
元ライブドア取締役が語る
●側近は見た!実録!ライブドア事件の真実
元ライブドア取締役:熊谷史人
ホリエモンの右腕としてプロ野球参入、ニッポン放送株買収劇に奔走した
●ホリエモンの素顔とは?
一言で言うといい人、純粋な人
思った事をそのまま言ってしまう
包み隠せなく遠慮がない
フジテレビの日枝会長と初めて会った時は、結婚式の後だったらしく酔っ払って登場
記者会見で「スーツを着よう、ネクタイをつけましょう」と話すが「嫌だ!」と言う
自分のポリシーを曲げない
スーツを着なかったのは太っていてネクタイが締まらなかったためだったと云う
2006年1月16日、ライブドア強制捜査
2006年1月23日、ホリエモン逮捕
2006年2月22日、熊谷史人逮捕
スポンサーリンク
●ライブドア事件の裏側
強制捜査が入ると知ったのは記者からの電話だった
「NHKがテレビで速報流しているよ。ライブドアの強制捜査という報道が出ていますけど知ってますか?」
報道で初めて知った
それから1~2時間後に、ようやく東京地検特捜部が50人乗り込んできた
「東京地検特捜部ですけども今から家宅捜査します。従業員の方は今から外に出ないで下さい」
段ボールに詰め込んで資料を押収するイメージが強いが、大量の段ボールはパフォーマンス
後で検事に聞いたら、一人何個段ボールを持って行かないといけないと云うノルマがあると云う
自宅にも家宅捜査が入り、彼らが持って行ったのは子供宛ての年賀状など
●ライブドア事件当時の月収は800万円
強制捜査が入った2006年1月から800万円に上がった
それまでは300万ぐらいだった
●球界激震!プロ野球球団買収劇の裏側
2004年、経営難に陥った近鉄とオリックスの合併によりパ・リーグに新球団を設立しようとしたライブドア
新球団作るにあたってプロジェクトチームをつくった
色んな球界の関係者に話を聞いて、収支の構造を調べ、事業計画を作った
新監督候補は元阪神のオマリー
新球団設立への準備を着々と進めていた矢先…楽天が参戦してきた
結局、ホリエモンはプロ野球関係者に好かれなかった
楽天との新球団設立に敗れたライブドアだったが、
新球団設立のために、めぼしい球団名に関して10個ぐらい商標登録をしていた
その数週間後に楽天が新球団名を発表「東北楽天ゴールデンイーグルス」
ライブドア側の商標登録のリストを見ると「イーグルス」がある
数日後に楽天から連絡が来て
「御社の方でイーグルスって商標取られているようで、ゴールデンイーグルスと商標登録しようと思ったら商標登録できないです。助けてください」
交渉の結果、数千万円で商標登録を売却
●総額1000億円大乱舞!ニッポン放送株買収のヤバ過ぎる裏事情
2005年2月、ライブドアがニッポン放送の株を買収
資金の調達を担当
当時、ニッポン放送の価値が2000億円
経営権をとる為に半分の1000億円の資金があれば買収が出来る
当時、ライブドアにはキャッシュが300億円しかなかった
足りない700億円はリーマン・ブラザーズ証券から800億円調達
株は売る人がいて初めて買える
同時並行で株をたくさん持っている人と交渉して、35%は取得できる事となった
10数%ほど持っていた村上ファンドと合わせて40数%となったので順調に行くだろうと思っていた
しかし、ライブドアが買収発表した途端、株価が急上昇
すると村上ファンドが株を売却してしまった
村上ファンドに裏切られ、売られてしまった株を買戻し49.8%まで取得
「株を買ったもののどうしよう?来月もしくは再来月の給料払えないんじゃないか?」
給料を払うお金がなくなるので、和解しないといけない
ホリエモンは買収の最中、宇宙事業のため渡米していた
アメリカに行ってしまった間にフジテレビ側の専門家を呼んで、和解の骨子を固めた
ホリエモンが10日後に帰国
「もう和解案が決まりました。ニッポン放送の株を手放す代わりにキャッシュで1500億円入ってきます。これでいいでしょ?だから認めてください。記者会見は3日後です」
とホリエモンを説得、和解に至った
スポンサーリンク
コメント