世界ふしぎ発見で紹介
●ハーメルンの笛吹き男の真相
“昔々、街に大発生したネズミをネズミ取り男が笛の音でみごとに退治した。しかしハーメルン市民が約束を破って報酬を払わなかったため、男は再び笛を吹き鳴らし、街の子どもたちを連れ去ってしまった”
ハーメルンの笛吹き男の物語の真相とは?
1284年6月26日、130人の子供たちが突然失踪するという事件が起きた
母親たちは町中を駆け回ったが何も見つけることは出来なかった
名古屋大学 太陽地球環境研究所:渡邉尭によると
ドイツ留学中にハーメルンの物語に興味を持ち重大に事実に気が付いた
誘拐事件が発生した時期は暖かったため、東ヨーロッパに向かって開拓者がどんどん移住していた
その時代に子供は貴重な労働力なので、ヨーロッパ各地でいろんな誘拐事件が発生している
誘拐事件が発生した6月26日はキリスト教のヨハネとパウロの祭日だが、元々はゲルマン民族の夏至祭りだった
結婚式などで町中の大人たちが教会などに集まっている
子どものケアが怠る日に誘拐犯がそれを上手についた
ハーメルンの伝説によれば子どもたちはルーマニアに連れ去られたと云う
ルーマニアの中世の記録「キルヒャーの見聞録」にも“突然、聞いたこともない言葉を話す子どもがたくさん現れた”と記されている
製粉業が盛んな川の近い街のハーメルンにはネズミが大量に現れる
役所はネズミを捕ることを奨励し買い上げる
するとネズミ捕りを商売にする人たちが現れる
ネズミ退治で街に現れては消えていく怪しいネズミ取り男たち、13世紀の忘れられない記憶:子供の集団失踪事件、この2つが合わさって生まれたのが「ハーメルンの笛吹き男」
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