物を透明にして見えなくなる装置「透明マント（invisibility cloak）」

ワールドビジネスサテライトで紹介

●物を透明にして見えなくなる装置

「透明マント（invisibility cloak）」と名付けられた

開発したのは浙江大学（浙江省杭州市）の陳紅勝 教授

六角形の構造で6個の方解石を組み合わせている

方解石とは石灰岩を構成する透明な結晶体

装置を容器に入れ、実験の結果が見えやすくなるように液体を入れる

先を赤く塗った棒を差し込むと、棒の赤い先端部分が完全に消える

光の屈折方向が真ん中の物体を避けて通過するように設計している

方解石には光を大きく屈折させる性質がある

光が曲がって通過するため、本来棒で隠れるはずの背景が見え、逆に棒が見えなくなる

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