上手くできないことは睡眠によって上達する

アカルイ☆ミライで紹介

●上手くできないことは睡眠によって上達する

覚醒に関わる新物質を発見し睡眠研究のスペシャリスト

金沢大学教授：櫻井武によると

起きている時に色々な情報が入ってくると神経細胞の繋がりが複雑になる

それを睡眠中に複雑にならないように整理してくれている

例えば「初めての自転車」の場合

無数にひしめき合う神経細胞が一つ一つコンセントのようにつながることで「ペダルを踏み込む」「バランスをとる」などの指令を体に出している

しかし何度も練習していると「重心は？」「手の握りは？」「力の大きさは？」「勢いは？」など

指令が次々と発生し神経回路が増加

その結果、回路が混戦し、情報がスムーズに伝わらなくなってしまう

そんなゴチャゴチャになった回路をすっきり整理してくれるのが睡眠

「ペダルを踏み込む」場合、バランスのとり方や力の入れ方など、練習中に蓄積した回路の中から脳が自動的に必要なものだけを選んで保存

翌朝にはデータが更新された状態に

これは余計な情報が入らない睡眠中だからこそ出来る驚異のシステム

睡眠のおかげで、できなかったことが突然できるようになる

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