爆報!THEフライデーで紹介
●JR福知山線事故に遭遇した元タカラジェンヌ:万理沙ひとみ
2005年4月25日、JR福知山線事故
宝塚発 同志社前行きの快速電車
先頭5車両がカーブで脱線
前2車両がマンションに激突し跡形もなく大破した
運転手、乗客合わせて死者107名、負傷者562名にも及ぶ最悪の列車事故
この大惨事に元タカラジェンヌ星組娘役:万理沙ひとみ
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万理沙ひとみは前から3両目に乗っていた
事故によって彼女の右足は粉々に粉砕
大好きだった踊りはもちろん歩くことさえままならない
そして事故のショックから彼女はPTSDに苦しんだ
電車の音を聞くと呼吸困難
宝塚歌劇団初の3代に渡るタカラジェンヌ
祖母は昭和初期雪組娘役のトップスター:紅千鶴
母:明子も千春京子として活躍した元タカラジェンヌ
周囲の期待を受け華々しく活躍
引退後は地元のダンススクールで指導していた
福知山線に乗ることは滅多になかった
そんな彼女の元にかかってきた1本の電話
電話の相手は友人
友人の頼みを聞き入れアルバイトを始める
勤務先はJR大阪天満宮駅
そこに行くには福知山線に乗り換える必要があった
こうして福知山線で通勤することになった万理沙ひとみ
それから2ヵ月が経った頃…
2005年4月25日朝9時、JR福知山線 脱線事故
この日、普段の出勤時間よりも少し遅れていた
この遅れが彼女の運命を大きく左右した
乗車して5分後、電車が急に減速
停止線から70m以上もオーバーラン
運行再開した時には1分以上の遅れが遅れを取り戻す為か、電車にいつも以上のスピードを感じていた
電車はカーブを曲がりきれず脱線
マンションに激突
1両目はマンションの中に突っ込み
2両目はマンションの外壁に衝突、3両目に挟まれた形となった
万理沙ひとみが乗り合わせていたのは3両目
脱線の瞬間、周りの乗客が万理沙ひとみに倒れ込んできた
救出された万理沙ひとみは病院に搬送され手術室へ
命に別状はなかったものの大きな障害が残った
粉々になった右足は関節を6本のボルトで何とか繋ぎ止められている状態
このボルトは一生取ることが出来ず、医師からも完治することは不可能と告げられた
以前のように歩くことは出来ない
そして踊ることも出来ない
踊りを奪われた元タカラジェンヌ
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