アノ職業のヒミツぶっちゃけます!で紹介
海上自衛隊 潜水艦 元艦長:吉岡俊一のぶっちゃけ
日本にある16隻の潜水艦の指揮をとる
かつて4年間にわたり潜水艦の艦長をつとめた
潜水艦1隻は500億円くらい
日本の潜水艦は全て日本製
●潜水艦は一度海に潜ったら絶対に誰にも見つからない
基本的に隠密をもって動くのが潜水艦の特徴
普通の訓練でも見つからないように行動している
一度潜航したら次母港に戻るまでは基本的には潜ったまま
長ければ1か月くらいは潜航する
●知られざる潜水艦の内部
潜水艦「みちしお」 全長:83m 幅:8.9m 重量:2750t
1年のうち1/3を潜水艦の中で暮らす隊員は約70名
潜水艦の内部は3階建て、見た目以上に広い
隊員たちが生活するスペースは2階、3階
操縦・攻撃などの機能が集約された発令所
海中から周囲を観察、敵艦との距離・速度を測定する潜望鏡
敵に場所を特定されないよう1回に見る時間は約10秒
発令所では日没を過ぎると昼夜の区別をつけるため蛍光灯から赤色灯に切り替わる
潜水艦内で一番注意すべきは「音」
大きな音を出せば敵艦に感知される恐れもあるため、床の上にゴムマットを敷き、歩く音も極力出ないように工夫されている
さらに隊員たちは足音が響かないようにスニーカーを着用
幅60㎝ほどの3段ベッドが両脇に設置された居住区
ベッドの下は定員たちの私物が収納できるスペースとなっている
潜水艦の前方にある発射管室は魚雷を保管し発射する部屋
魚雷の下には実習生たちの居住区
長期にわたる航海で隊員たちが一番楽しみにしているのが食事
一番人気は中辛のカレー
カレーを食べるのが旧帝国海軍時代からの伝統
食堂のベンチは食糧庫となっている
3チームが6時間交代で任務をこなしている
隊員たちの娯楽は食堂で仲間たちと映画やドラマのDVDを観ること
もちろん音が漏れないようにヘッドフォンを必ず着用
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