解禁!暴露ナイトで紹介
1300人の命を救った奇跡の現場
死亡者13名、負傷者約6300名にものぼった「地下鉄サリン事件」
現場のすぐそば、多くの被害者が運ばれた聖路加国際病院
実際に救護に勤めた救急医:奥村徹
最初は爆破事件と云う一報が入った
しかし誰も煙を見ていないし火も見ていない
「なんだがおかしいね」と話をしていたら、5名の心臓も呼吸も止まった患者が病院に運び込まれてきた
さらに500名以上の患者が1時間以内に病院に殺到
原因不明の症状で運ばれてくる被害者
事態を重く見た病院は非常事態宣言(外来はストップ 大規模に患者を受けいれる)を発令する
原因が特定できなければ対処のしようがない
突破口となるある事件が奥村氏の脳裏を駆け巡った
その半年前に起こった松本サリン事件
松本サリン事件の時の症状に非常に似ていた
後押ししてくれたのが松本サリン事件で教え子を亡くされた信州大学の柳澤教授
たまたまテレビをつけていたら「瞳が小さくなってる」という報道があった
「これはもしや松本サリン事件と同じことが起きているのでは?」と直接電話をかけてくれた
さらに
サリンの中毒を治す解毒剤「PAM(パム)は主に農薬を撒布する際に起こる有機リン中毒を治すもので、都心の病院には滅多に置かれていない
偶然にも事件の前に有機リン中毒の患者がいたので「PAM」の在庫が多めにとってあった
そんな奇跡が重なり多くの命が救われた
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