深イイ話で紹介
2007年大ヒットした「崖の上のポニョ」
主題歌を歌っていたのが当時8歳だった大橋のぞみと55歳のおじさんユニット藤岡藤巻
一度聞いたら頭から離れないこの歌はCDシングル売上38万枚の大ヒット
その年の紅白歌合戦にも出場
大橋のぞみがこの歌を初めて歌ったのは映画公開の1年前
この曲が出来た時、スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーは「主題歌は子供が簡単に口ずさめる歌にしよう。実際に子供を読んで歌いやすいか試してみよう」
こうして呼ばれたのが子役事務所に所属していた大橋のぞみ
あくまでもこの時点では仮歌としてのキャスティング
そのため、スタッフからも「本番は違う子が歌うことになるから気軽に歌ってね」と言われていた
しかし、大橋のぞみがこの歌を歌った時、宮崎監督は「この子で良いじゃないか!」と、大橋のぞみの歌を気に入り、歌手に抜擢することを決めた
その歌はお世辞にも上手とは言い難いものだった
ポニョを製作するに当たり、宮崎監督が最も大事にしたテーマが親子の情愛
だからこそ歌の上手さよりもはるかに大事なものがあった
宮崎監督が惹かれたのは大橋のぞみの子供らしさ
その秘密は3世代同居
おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、のぞみちゃん
核家族化の進む現代では珍しく3世代家族で育った
その中でお年寄りと子供がお互いを気遣う優しさや生きる活力を分け合い生活する
この関係こそが屈託のない子供らしさを生んだ
宮崎監督は「のぞみちゃん、これ以上うまくならないでね」と言った
1999年5月9日、三姉妹の末っ子として生まれた
1歳の時に劇団に所属
初めての仕事は3歳の時、「ザ!世界仰天ニュース」の再現VTRだった
3月で学業専念の為、芸能界を引退する
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