深イイ話で紹介
●ガンダーラはゴダイゴ初の日本語の歌詞の曲だった
1976年にデビューした伝説的ロックバンド:ゴダイゴ
堺正章主演の「西遊記」
オープニング曲の「モンキー・マジック」
エンディング曲に使われた「ガンダーラ」は80万枚以上売り上げ、最大のヒット曲となった
この曲が発売されるまでゴダイゴは全くヒットに恵まれなかった
その理由は英語の歌詞
タケカワユキヒデは子供の頃から洋楽に憧れ、大学は東京外語大に進み、英語で曲を作ることにこだわっていた
当時の日本では英語の歌詞はなかなか受け入れられず、オリコンランキングの最高順位も37位とヒットに恵まれなかった
しかし音楽業界では高く評価されていたため、「西遊記」のドラマ音楽を担当することに
プロデューサーからは「できれば日本語の歌詞で曲を作ってくれ」と要望
タケカワユキヒデはエンディングの曲を英語の歌詞ではなく日本語の歌詞にした
“歌詞は日本語にするけどなんとか洋楽っぽく聴かせたい!”
最初に英語で作詞
実は「ガンダーラ」には2人の作詞家がいる
まず奈良橋陽子が英語で詩を書く
その詩に合わせてタケカワユキヒデが洋楽のフィーリングで作曲
最後に山上路夫が英語の歌詞をメロディに合わせて日本語に直した
名曲「ガンダーラ」は初めて作った日本語の歌詞の曲
洋楽らしさを残すため、の作曲方法をとった
日本語でありながら洋楽っぽい、そんなゴダイゴの曲は日本人の心を掴み大ヒットとなった
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