奇跡体験!アンビリバボーで紹介
●生まれつき手足のない少女
佐野有美のデビューアルバム「あきらめないで」
2011年、輝く!日本レコード大賞 企画賞を受賞
彼女には生まれつき両腕と右足が無い
あるのは左足とその先についた3本の指だけ
現在は歌手業のかたわら、全国の企業、学校から講演の依頼が殺到
佐野有美の体験談とその笑顔は多くの人々に勇気と希望を与えてきた
彼女は左足の3本の指で身の回りのことをこなす
パソコンは検定3級の腕前
携帯のメールも普通に打てる
何でもやれば出来る、の精神で母と有美は二人三脚の人生を歩んできた
1990年、愛知県生まれ
先天性 四股欠損症
数万人に一人の割合で発症する原因不明の難病
将来を悲観した父は娘の命を断とう、とも思った
周囲の心配をよそにすくすくと成長
母や小学校を養護施設ではなく、地元の公立小学校に通わせることを決意
元来の明るい性格だった有美は母のサポート得て学校生活にも馴染んでいった
生徒会にも立候補し当選、リーダー的な存在に
しかし高学年になると有美は周囲のペースについていけなくなり一転孤立してしまう
中学に進んでも笑顔は失われたまま
彼女が笑顔を取り戻すのは高校に入ってから
友達に誘われチアリーディング部に入部
有美には時間や音楽の管理、全体のバランスを見る役割が任された
チアリーディング部の一員として充実した高校生活を送った
高校時代の経験を通して、声でメッセージを伝える仕事に就きたい、と思うようになった
高校卒業後、福祉保健の事務員として働くかたわら、有美はこれまで経験してきた時々の気持ちを詩に書きため始めた
すると詩を読んだ友人たちの間で評判となり、2010年10月詩集の出版が決定
この詩集に目をとめたのがテイチクの池田純プロデューサーだった
作曲家にはヒットメーカーの都志見隆
そして佐野有美自身が歌手としてデビューすることとなった
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