奇跡体験!アンビリバボーで紹介
●2012年12月 人類滅亡の真相
近年地球規模で地震や火山の爆発など想定外ともいえる大規模な自然災害が多発している
さらに寒波や干ばつなどの異常気象が毎年のように発生
イルカやクジラが岸に打ち上げられ無残な死を遂げるなど動物たちの異常行動も相次いでいる
これらすべての異変にはある一つものが大きく関係していると云う
それを1000年以上前から予言していたのが古代マヤ族
彼らは現代科学に匹敵するほどの天文学を駆使し生み出したマヤカレンダーによって未来を見通していたと云う
中央アメリカ南部、メキシコやグアテマラ一帯に栄えたとされる大小70近い都市で形成
それぞれが国家として独立していた
19世紀中ごろ、この地を訪れたスペイン人がジャングルに埋もれたピラミッドなどの巨大遺跡を発見
紀元前1000年から850年ころまで、およそ2000年近く繁栄
最盛期、数百万人が生活していたと推測される
ピラミッドなどの遺跡から高度な建築技術があったことが分かる
中でも異彩を放つのがドーム型の建造物:天文台
古代マヤ人はドームの天辺の窓から太陽や星の動きを観測していた
絵文書ドレスデン・コデックスによると太陽と月、太陽と金星などの動きを観察することで、次に日食月食がいつ起こるか知っていた
現代の天文学と比べても遜色ない驚異の知識と技術を示している
ユカタン半島の中心、チチェン・イツァーにあるククルカンのピラミッド
ピラミッドは4面からできており、それぞれ91の階段がつけられている
合計すると364段、そして神殿へ登る1段を足すと365段
マヤ人は地球が太陽の周りを一周する公転周期が365日と少しであることを知っていた
365日を1つの単位とする暦を持っていた
我々は4年に一度、閏年の1日を足して調整するが、古代マヤ人は52年に一度、13日を足し修正していた
それだけ正確、完璧に地球の公転を知っていた
階段に祀られている2匹のヘビ
羽毛を持つヘビ:ククルカンと呼ばれ、古代マヤでは神聖な神とされていた
年に2回、巨大なヘビが天空から姿を現わす
まるで天からヘビが降りてきたかのような光景
ピラミッド自体が、太陽を正面から受けないよう東西南北の線から17度だけズラして建てられている
これによりピラミッドの段差が影となり巨大なヘビが現れる
姿を現わすのは春分と秋分の日の2回
この日階段に現れたヘビ:ククルカンは空を飛び北側のセノーテと云う大きな天然の井戸に水を飲みに行く
井戸には雨の神:チャック神がおり、ククルカンはこの神に今年も十分な雨をお願いし、人々の豊作を手助けする
ピラミッドでの光と影の天体ショーは神話を元にした豊作を願う儀式だった
●彼らはなぜそこまで緻密な天文学を必要としたのか?
農耕民族の古代マヤ人は雨季や乾期の訪れを知ることは非常に大切なことだった
生きるために太陽の動きに注目していた
春分の日がすぎたころ、彼らは畑に種を蒔く
雨季を経て、夏の日差しをたっぷりと浴びた作物は秋分の日を迎えるころ、収穫される
熱帯雨林にあるピラミッド、碑銘の神殿
その地下からかつてこの地を治めていた王の遺体と副葬品が発掘された
全身を翡翠で覆われた姿で発見されたのはキニチ・ハナーブ・パカル一世
太陽の生まれ変わりと異名をとる天文学に秀でた天才だと云われている
階級社会であったマヤでは天文知識は民を服従させる大きな役割を担っていた
皆既日食などを事前に知り予言することで民に宇宙を支配する王と思わせることが出来た
マヤの王は代々、太陽を政治に利用していた
●マヤカレンダー
彼らは365日を1年とする暦のほかに260日を1年とする暦を用いていた
この2つが一致する最小公倍数が52年(18980日)
さらに5000年以上の周期を持つ暦も持っていた
その年数は187万2000日にあたる
これは古代マヤ人にとって重要な単位である14万4000日に、彼らが聖なる数字をと考えていた13をかけたもの
187万2000日が一つの時代を表し、その終わりこそ時代の終わりを意味するという
これがマヤ族の人類滅亡の正体
だとすれば一つの時代の始まりの日が分かれば終わりの日が分かる
かつてマヤを治めたパカル王にまつわる神殿の壁のレリーフに時代の始まりが書かれている
西暦に直すと紀元前3114年8月13日
紀元前3114年8月13日から187万2000日後は2012年12月21日
これが人類が滅亡するというマヤカレンダーの根拠
●マヤ文明はなぜ滅んだのか?
ユカタン州立大学教授:ギジェルモ・デ・アンダによると
ユカタン半島東部メリダにあるセノーテの中にある神殿
マヤ文明の初期のころに建てた神殿が地下水の上昇によって泉の底に沈んだ
ユカタン半島には川が無い
真水は地下水を求めるしかなかった
地下水が湧く洞窟で生活
熱帯の中では洞窟の中の暑さはそれほどでもなく過ごしやすいという利点もある
国に災いが生じたとき身分の高い僧侶は神の生贄になる定めを背負わされていた
科学者:モーリス・コットレルによると
850年ごろ、マヤのセノーテに深刻な水不足が発生したと考えられる
水不足の原因は地球を襲った異常な寒冷化
北極の氷が増えると地下で海とつながっているセノーテの水位も下がる
寒冷化の水不足により農作物は不作続き
マヤ人たちはたちまち食糧難に陥ったと考えられる
折しも850年ごろはマヤ文明の全盛期
5つの都市国家が建設され、人口が急増
一説には数百万人にも膨れ上がっていたという
これ以上の水不足を防ぐため、地下の神殿で身分の高い僧侶たちを生贄に捧げた
人口爆発、水不足、食糧不足は深刻
850年ころ、マヤ文明は滅亡した
彼らを滅亡に陥れた地球の異変は、いま現代にも起きようとしている
●太陽の異変が起こす恐るべき事態
2012年3月、NASAは過去最大級の太陽フレアが発生したと警告を発した
太陽フレアとは太陽で発生している爆発現象
その威力は広島に落とされた原子爆弾の約666億倍と云われる
強い太陽風を発し、地球に様々な悪影響を及ぼすことで知られる
3月の太陽風は地球を逸れたため、深刻な事態は免れた
●もし直撃していたら…?
太陽フレアが引き起こす磁気異常によって電波障害が起こり、携帯電話が通じなくなる
通信網が遮断され管制塔とのやり取りが不可能となり最悪の場合、機体は墜落
ペースメーカーに異常をきたし病院は心臓病の患者でごった返す
大規模な停電が発生
実際に1989年には太陽フレアが引き起こした磁気異常のせいでカナダ・ケベック州にある発電所がストップした
科学者:モーリス・コットレルによると
太陽フレアよりも、さらに恐ろしいのが太陽活動の低下
●太陽活動の低下
太陽の活動が低下しているときに太陽フレアが発生すると地球に甚大な被害を及ぼす
現在太陽の活動は低下している
太陽活動が活発な時は、太陽自身が出す粒子で地球との間に膜ができ、ある程度のバリアの働きを果たす
太陽活動が低下していると膜が出来ず、太陽フレアによる太陽風が直接地球に激突する
太陽活動が低下すると地球へ宇宙線の照射が増加する
それが原因で雲の量が増える
雲が増え、太陽の光を遮ることで地球は熱を失っていく
宇宙線が当たると地殻の水に泡が出来る
すると水の体積が増える
地殻の割れ目の中で水が動く
ごく小さな水の動きが地下に溜まった地震のエネルギーを噴出させる引き金になる
2008年、中国・四川省の大地震は宇宙線の増加が引き金になったと考えられている
さらに宇宙線は水だけでなくマグマをも反応させる
炭酸ガスが火山の噴火を引き起こす
近年、太陽活動の低下による宇宙線の増加が生物にも多大な影響を与えることが分かってきた
それは動物の異常行動
イルカやクジラの座礁が2012年から急増している
宇宙線は人間の中枢神経系に影響を与え、「楽観論」「悲観論」を心理的に盛り上げる
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