中居正広の怪しい噂の集まる図書館で紹介
萩本欽一 欽ちゃん伝説
1976年に放送された伝説のバラエティー「欽ちゃんのどこまでやるの!」
●欽ちゃんの発明アイデア「誘い笑い」
後ろ姿で映り込む客が笑う事でテレビを見ている人の笑いを誘う事ができる
●欽ちゃんの発明アイデア「ピンマイクの使用」
当時、大きいマイクを首から下げていた使用している番組もあった
ピンマイクが普通のマイクに比べ性能が悪く顔の向きによって音が拾いづらい不具合があった
欽ちゃんはあえて性能の良くないピンマイクを導入
実際には良く音声が録音されていない
マイクの性能が悪いから付ける、メーカーが性能の良いマイクを開発してくるから
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●「欽どこ」は最初、ドラマだった
「欽どこ」の演出家であり、欽ちゃんと番組で10年間苦楽を共にしてきた一杉丈夫によると
21時台には各局ドラマばかり
当時バラエティーに出演していたコメディアンには衣装など清潔なイメージがなくスポンサーが嫌がった
どうしても21時にバラエティーをやりたかった欽ちゃん
そこでドラマをやらなければいけない欽ちゃんが考えた企画
・歌手:若原一朗が不慣れなリポートをやり、慌てる様子を楽しむ企画
プラットホームでのロケバラエティーという事で「ホームドラマ」
・「世界で一番短いドラマ」写真に一言タイトルをつける元祖大喜利
・元祖グルメバラエティー企画「推理ドラマ」
歌手や女優に食事をしてもらい何から食べるのかを推理するゲーム
・斬新なCMの手法を開発
スポンサーに喜んでもらうため番組中に突然CMを入れた
ドラマ好きな視聴者にも抵抗なく見てもらうためにお茶の間セットにしたり、コーナー名に全てドラマを付けるなど、欽ちゃんが思いつく事はすべて大当たり
●女優:真屋順子を妻役に抜擢したのは不幸顔だったから
「欽どこ」の演出家であり、欽ちゃんと番組で10年間苦楽を共にしてきた一杉丈夫によると
真屋順子は当時いじめ役、寂しい役、悲しい女性の役、早めに殺されてしまう役などが多かった
運をドラマでは使っていない人
運を「欽どこ」で使えば必ず爆発すると、面接もせず真屋を抜擢したと云う
●欽ちゃんはテレビ局に住んでいたことがある
レギュラー番組を週に5本、全て企画・構成を考えていた
本人によると「欽どこ」のセットを作って、半年ほどそこに住んだと云う
・1977年12月28日萩本家に長男誕生
欽ちゃん似の赤ちゃん:見栄晴が誕生
・19785月10日 2代目 見栄晴が登場
見栄晴が成長した3年後の設定での放送
これまで人形がった見栄晴が成長
・1979年2月21日 三つ子 誕生
長女:のぞみ、次女:かなえ、三女:たまえ
・1982年9月22日 子供が中高生に代わる
高部知子、倉沢淳美、高橋真美が演じた三つ子は「わらべ」としてこの年に大ヒット曲「めだかの兄妹」を生み出した
三代目:見栄晴はオーディションで選ばれた
●見栄晴はジャンケンに勝っただけで「欽どこ」のレギュラーになった
オーディションは2人だけ、欽ちゃんが「2人でジャンケンして」と言う
見事、見栄晴が勝った
●欽ちゃんは視聴率を上げるためにスタッフのマンションの鍵を捨てさせた
当初「欽どこ」は視聴率で苦戦
スタッフにおめでたい事とか楽しい事とか、例えば新しいマンションを買って、嫁さんもらったりとか、おめでたい奴がいると、そっちに運が行って、番組の視聴率がうまく行かない…
マンションを購入したプロデューサーに鍵を捨てさせた
その次の週から一気に視聴率が上がった
●欽ちゃんは運がたまるようにありもしないドラマの脚本を君塚良一に書かせた
踊る大捜査線で脚本家として不動の地位を手に入れた君塚良一
3ヶ月かけて2クール分のドラマの脚本を書き上げた君塚良一
「これをいい勉強と言うんだよ」
君塚は「えっ」、そのまま倒れたと云う
●欽ちゃんは「欽どこ」から誕生したわらべの大ヒット曲「めだかの兄妹」のプロデュース料を1円も貰わなかった
欽ちゃんは「わらべ」をプロデュース
「めだかの兄妹」を番組エンディングとして使い大ヒット
わらべの人気もあり「欽どこ」は史上最高視聴率42%を達成する
しかし、当時15歳の高部知子の喫煙問題で最大の危機を迎えていた
世間の風当たりが強くなり高部知子の出演した回が放送できなかった
欽ちゃんは番組初の生放送を決行
エンディングでは高部知子を電話出演させ、史上最高視聴率42%を達成
「村民の皆さまこんにちは、村の時間の時間がやってまいりました」でおなじみの斉藤清六
不器用でおかしな雰囲気のアナウンサー役がブレイク
「それでは皆様ばいなら、らないば」
●斉藤清六はお世話になったお礼に1000万円持ってきた
欽どこ終了して7年後、欽ちゃんは苦難にあえいでいた
自らメガホンをとり2億円もの自費を投じて製作した「シネマジャック」が客入りが少なく苦戦していた
タレント人生のピンチを迎えていた欽ちゃん
清六が突如現れ、「僕に映画のチケットを売ってください」と告げた
清六は1000万円用意していた
欽ちゃんは涙を流したと云う
しかし、その1000万円は受けとらなかった
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