夢の扉+で紹介
電子化の渦にのまれゼンマイの需要は激減
・東洋ゼンマイ:長谷川光一
「ローテクだがうまく組み合わせるとハイテクに変わる」
水流の力で巻かれたゼンマイで発電機を動かす夢の水力発電
ゼンマイの材料である薄い鋼を3回にも渡り高温で焼きを入れる
これでゼンマイの命でもある反発力が生まれる
鋼を渦巻状に巻けばゼンマイの完成
この会社のゼンマイは地下鉄の最新車両にも使われていると云う
乗客が手動で開け、手を離すと自動的に閉じる
開ける動作で歯車の中のゼンマイが巻かれ、手を離すと戻す力が歯車を回転させドアを閉じる
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水路の小さな水の力でゼンマイを巻き、その動力で発電機を動かす
ローテクが夢の動力源になるかもしれない
小水力発電は一定の高低差のある水の流れを利用する
「高低差がなくても少しずつでもゼンマイにエネルギーを貯めれば必ず発電できる」
ゼンマイを巻き上げるのは細長いドリルのような螺旋水車
●ゼンマイ式水力発電装置
水車の回転はベルトに伝えられ、ゼンマイが巻かれていく
ゼンマイが開放されると元に戻ろうとする力で発電機を回す
2つのゼンマイで貯める、解放するを繰り返し、連続的に発電できるようにする
先月、農業用水路で実際に実験が行われた
螺旋水車のフタを開けると、ゆっくりとゼンマイが巻かていく
見事、実験は成功した
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