夢の扉+で紹介
メタンガスと水が結晶化した「メタンハイドレート」
CO2排出は石油の約70%
燃えた後は水が残るだけ
この燃える氷が日本近海の冷たい海の底に大量に眠っている
その埋蔵量は日本の天然ガスの消費量の100年分埋まっている
東京大学大学院 准教授:増田昌敬
●海底の燃える氷「メタンハイドレート」で日本を資源大国に!
2004年、掘削船が水深2000mの海底を掘削しメタンハイドレートを含む地層を採掘
現在、札幌の産業技術総合研究所に保管されている
メタンハイドレートは常温ではメタンガスと水に分解するため、冷たい液体窒素の中に保管されている
夢のエネルギーは日本近海に大量に眠っている
太古の昔、海底に堆積した生き物の死骸が分解されメタンガスを発生
深海の冷たい地層に水圧などの高い圧力が加わり、メタンガスを含んだ氷が生まれた
それがメタンハイドレート
それは高い圧力と低い温度が条件
2018年の実用化を目指しメタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム、通称「MH21」を立ち上げた
MH21は多くの研究機関、企業、大学のメンバーで構成されている
東京大学大学院 准教授:増田昌敬はMH21のリーダーをつとめている
メタンハイドレートは高い圧力で安定している
井戸を掘って水をくみ上げ、地層にかかる水圧を下げていく
減圧によりメタンハイドレートを分解させ、メタンガスを発生させる減圧法
再来年水深2000mの海底まで井戸を伸ばしメタンハイドレート層からメタンガスを取り出す
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