深イイ話で紹介
美容&ダイエットスペシャル
フェイシャルセラピスト・歯学博士:かづきれいこ
かづきれいこメイク教室
リハビリメイクは顔などに悩みを持つ人の社会復帰をメイクを通して支援するもの
かづきれいこは幼いころから心臓病のため、冬になると顔が真っ赤になりむくむという悩みを抱えていた
小学校時代のあだ名は「赤デメキン」
思春期を迎えると他人をねたんだり、ひがんだり、性格も暗くなっていった
30歳の時手術で心臓病が感知した事がきっかけでメイクを学び始める
そして生まれたのがリハビリメイク
リハビリメイクでは重い火傷の痕も首に残った手術の痕も化粧するだけで目立たなくなる
ただし完璧に隠すのは最初の1回だけ
「こんな風に隠したい時はいつでも隠せますからね」と伝える
その後は患部の隠し具合を徐々に薄めていく
いつでも隠せると云う安心感があるだけで自然と患部が気にならなくなり、最終的には外出でき仕事もできる
日本医科大学で非常勤講師をつとめたり、付属の健康センターで「リハビリメイク外来」を開く
ある日中年の女性が訪れた
自分の遺影を撮りたいのでメイクをしてもらいたいと云う
その女性は末期のガンで余命3カ月と宣告されていた
ガンのような重い病気と闘っていると顔が痩せ血色が悪くなったり、抗ガン剤の副作用で肌が荒れる
メイクで若々しく健康的になり「顔だけじゃなく気持ちまで明るくなった」と、顔をほころばせ遺影を撮影
後日、再開した
かづきれいこはキレイにメイクした際のご主人の感想をうかがった
ご主人は泣いたと云う
化粧で妻の顔がキレイになったからではなく、喜ぶ妻を見られた事に泣いた
辛く苦しい闘病生活の中、明るく輝いた瞬間だった
余命3カ月と宣告された女性は、生きる気力を取り戻し、その後2年間も生き続けた
かづきれいこは再認識する
「私のメイクは人を元気にするメイク」
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