池上彰の学べるニュースで紹介
●確定申告
「所得」を計算して「所得税」を確定する
主に自営業の人が所得税を計算して税務署に申告・納税している
所得税は自分で申告するのが原則
●収入と所得の違い
1年間に稼いだ収入から仕事上必要な経費を引いたものが所得
配偶者がいる場合や生命保険に加入している場合などは一定の金額を所得から差し引けるのが控除
(所得-控除)×税率=所得税
●源泉徴収と年末調整
源泉徴収:サラリーマンの場合、勤め先の会社があらかじめ毎月の給料から所得税を大まかに天引きして、税務署に収めることになってる
年末調整:年末になり年収が正確に決まった段階で一人一人異なる様々な控除を会社が計算し、天引き額と実際に収める額との差を清算
●サラリーマンでも確定申告しなければいけない人
・年収2000万円以上
・年間20万円以上の副収入
●確定申告しないとどうなるのか?
会社は支払った内容を税務署に報告
地域の税務署に稼ぎのデータは集まっている
申告がない場合は、税務署が来る、もしくは呼び出される
申告しなかった場合、無申告加算税などが追加される
●サラリーマンでも確定申告した方がお得なケース
会社に頼んでもやってくれない
・年間の医療費10万円以上:生計を一にする家族全員分
保健のきかない治療費も基本的に対象に
・住宅ローンを組んだ人:条件により異なるが10年間で最大500万円まで控除
所得からではなく税額から差し引く
・災害・盗難「雑損控除」
災害で家が壊れてしまった、あるいは物を盗まれたなど損害を受けたものについて控除できる
「生活に通常必要な資産」が対象
・特定の団体などへの寄付:2000万円以上から控除対象
サラリーマンでも確定申告で節税可能
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