世界一受けたい授業で紹介
「伝え方が9割」の著者:佐々木圭一のNOをYESに変えるコトバの技術
●公衆トイレの貼り紙
これまでの公衆トイレの貼り紙といえば
“トイレはキレイに使ってください”だったが、
最近は“いつもきれいに使っていただきありがとうございます”
これもNOをYESに変えるコトバ術
人は感謝されるとそれに応えようと努力する
やみくもにお願いするのではなく感謝とお願いを同時に伝えれば人の心に響く
●夫にゴミ出しをお願いしたい場合
「ゴミ捨ててきてくれない?」の伝え方ではダメ
「今からゴミ出しと帰ったらお風呂掃除 どちらかお願いできる?」
ゴミ出しより面倒な事と比較して選択させると人はつい選んでしまうもの
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●あまり出たがらないような会合に出て欲しい場合
チラシを渡しながら「これお願いでいないかしら?」の伝え方ではダメ
「今度の会合、他の人は来なくてもあなただけには来て欲しいの」
“だけ”を使用することで相手は自分を必要とされていると感じる
特別扱いで心を満たしてあげる
●強いコトバを作る技術
・「(旧商品名)缶入り煎茶」→「おーい お茶」
中身を全く変えていないのに商品名を変えて売り上げ6倍以上
・「(旧商品名)モイスチャーティシュ」→「鼻セレブ」
高級感と柔らかな商品を連想させる商品名となった
・「(旧商品名)フレッシュライフ」→「通勤快足」
商品名を変えて売り上げ34倍となった抗菌効果が特徴の靴下
・サプライズ法
JR東海が20年以上使い続けているキャッチ「そうだ 京都、行こう。」
「そうだ」という驚いた時に発する言葉を手前につけると言葉は強くなる
驚きの言葉を加えるのがサプライズ法
・リピート法
リピートする事が強いコトバを作る技術のヒントとなっている
パキスタンの女性活動家:マララの国連でのスピーチでは、1という数字を何度も繰り返した
「1人と子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます」
繰り返す事で聞き手の心に強く響かせることができる
・ギャップ法
チャールズ・チャップリンの名言
“人生はクローズアップ(近く)で見れば悲劇だが、
ロングショット(遠く)で見れば喜劇だ”
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