エチカの鏡で紹介
一流スポーツ選手の共通点
才能を開花させる6つの方法
「天才は親が作る」吉井妙子
松坂大輔・イチロー・清水宏保・里谷多英・丸山茂樹・杉山愛など名だたるスポーツ選手の名前が書かれている
●天才は親が作る!?一流スポーツ選手の遺伝子スイッチONの方法とは?
スポーツノンフィクションライター:吉井妙子
スポーツ選手の親子500組を取材
「日本で活躍している選手の育て方に興味を持ち取材を重ねたら、育て方に共通点がたくさんあった事がわかったんです」
●6つの才能の伸ばし方
1、10歳までに足裏を刺激する
吉井「裸足教育の保育園に行ってたり小さいころに川で遊んでたとか木登りをやっていたとか、何らかの形で足の裏を刺激して立っていう事はそれは、ほとんど全員でしたね」
松坂選手の場合:毎日近くの公園で裸足で走り回る。5歳から始めた剣道で週3日は裸足
イチロー選手の場合:父親が毎日1時間足裏を揉んでいた
運動の基礎能力は10歳までにどのような動きをしたかでほとんどが決まるとされている。それまでに運動能力を司る神経を発達させる事が重要。そのため、足の裏にある神経を刺激する事で運動能力が高まるという。
2、褒め上手で怒ったことがない
吉井「しつけの一貫として叱ることがあっても親の感情の赴くまま怒りつけるとか、そういう事は一切なかった。子供って誰でも何をやるにしても「ママ見ててね」って言うじゃないですか。見てて「出来たら褒めてね」っていう欲求だと思うんですね」
3、少なくとも両親のどちらかがその競技が好き
吉井「野球だとお父さんが中学とか高校までやってて、やっぱり子供とやれることが楽しい、あんまり専門的に上手い人だと子供に過剰な期待をかけちゃって「何でそれできないんだ」とか言われちゃうと、そこで子供はシュンとしちゃうんで」
4、目標設定は実力の10%UPを狙う
吉井「子供に無理のない明日出来る事、来週出来る事を設定してあげる」
5、子供が変える時間に両親どちらかが家にいる
吉井「お父さんとかお母さんが自分の仕事よりも子育ての方が大事だった」
松坂・石川遼選手の父親は早番勤務や早く帰れる閑職を希望を出し、毎日子供が帰る時間には家にいたという
6、両親の仲が良い
吉井「普通だと50歳代ぐらいになるとお互いに目見ないでアレとかコレとかソレとか言っちゃうじゃないですか。それは無いんですよ。必ず2人で並んで隣同士で並んでお互いに「ねっ」とか「うん」とか子供を育てた時のエピソードを語ってくれるのね」
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