大正時代に開発されたトートバッグの底の穴は、牛乳瓶の配達用に開いている

トート（toto）とは、「運ぶ」という意味

その特徴は、口が大きく開き、荷物を入れやすく、丈夫な生地で作られていること

アメリカの家庭では冷蔵庫に大きな氷を使用していたため、

氷を運ぶのに丈夫なトートバッグが用いられた

1944年に、アメリカのL.L.Beenがビーンズ・アイス・キャリアーの名称で販売

氷以外も運ぶのに使う人がいたため、

1965年にビーンズ・ボート・アンド・トート・バッグに名称を変更

しかしアメリカのL.L.Beenが発売する23年前の大正10年ごろには日本でトートバッグが作られていた

それがあるのは京都の一澤信三郎帆布

●大正時代に開発されたトートバッグの底の穴は、牛乳瓶の配達用に開いている

元々、このトートバッグでは牛乳瓶を運んでいた

当時の牛乳瓶は強度が低く割れることが多かった

そうなったときに中に牛乳がたまらないように流れ出すように穴があけられた

スポンサーリンク