不可思議探偵団で紹介
呪いの儀式が行われる禁断の神社
・育霊神社:岡山県新見市哲西町大野部3959
680年の歴史を誇る
「藁人形の呪い」 丑の刻参り
草木も眠る丑三つ時、全身に白装束をまとい、呪いたい相手を藁人形に見立て、誰にも見られないように五寸釘を打ち込み相手を呪い殺すと云う
日本古来の儀式
その歴史は古く奈良時代に実際に使用された呪いの人形が現存している
木片には相手に見立てた顔が描かれ、心臓部には釘らしきものが打ち込まれている
・育霊神社の奥の院 本殿
祭壇には猫の絵、そして猫の像がある
・猫の祠
猫を可愛がっていた依玉姫を祀っている
680年前育霊神社本殿には斉藤尾張守影宗が治める城があった
しかし統治も長くは続かず敵勢により落城を余儀なくされた
その時、影宗の娘、依玉姫と姫が可愛がっていた猫は何とか逃げ延び、近くの祠に隠れた
姫がお腹を空かしていると考えた猫は姫を助けるため、里に下り村人から握り飯を貰って、ふたたび姫の隠れる祠へ向かった
すると途中で敵勢に見つかったと気付いた猫は、姫を守るため、直接祠へは戻らず、敵兵をまこうと考えた
しかし猫がだましていると気付いた敵兵はその場で猫を突き殺してしまう
翌日、山道で死んでいる猫を見つけた姫は悲しみのあまり自害を遂げる
それを聞いた父影宗は怒り狂い姫と猫の祠を建て、その前で敵兵を呪った
すると猫を殺した敵兵が次々と狂い死にしたと云う
それ以来、育霊神社では呪いが成就すると云われ、呪いを行う人が後を絶たない
育霊神社は呪われた人、呪った人を救う「呪い払いの神社」
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