杉田かおるの人生を変えた恩人：石立鉄男

深イイ話で紹介

天才子役：杉田かおる

「パパと呼ばないで」

杉田の役は母を亡くした女の子：千春

そして千春を引き取り育てるのが叔父役の石立鉄男

当時、チー坊と云うセリフは流行語になり、杉田も世間から天才子役と呼ばれるようになっていた

しかし叔父役を演じた石立はとにかく厳しかった

石立をドラマ同様“パパ”と呼んだ時には「本番以外は石立さんと呼びなさい。子供でも役者として1対1で勝負してるんだから、撮影所に入ったらプロ意識を持ってやりなさい」

杉田のことを一切、子供扱いしなかった

さらに「ドラマのイメージが崩れるから、ドラマ以外の仕事は一切やらないようにしてくれ。俺もやらないから」

7歳でドラマ初出演だった杉田は役者としてのプロ意識を石立から教わり、ドラマの宣伝でもバラエティー番組の出演は断ってきた

その後も役者として数々の人気ドラマに出演していた杉田だが、30代半ばになると仕事が激減

仕事がなく落ち込んでいた杉田のもとに突然、石立から電話がかかってきた

石立「今度バラエティー番組に出るんだけど、一人でしゃべるのは心細いから一緒に出てくれないか？これからの時代はいろいろ出来なきゃダメなんだよ」

バラエティー番組に一切出なかった石立からの誘い

実は石立は番組からのオファーを受けた時、「僕一人だとちょっと…でも杉田かおると一緒ならいいですよ」と杉田にチャンスを与えていた

石立の優しさを喜び、出演を快諾

2人が共演したのは「さんま御殿（1999年）」

杉田が本格的なバラエティー餡組に出演したのはこれが初めて

杉田はこの収録で大ブレーク

さんまにイジられまくり、この後バラエティー番組のオファーが急増

杉田「今バラエティーで活躍できるのは石立さんとさんまさんのおかげです」

2007年、石立鉄男は64歳でこの世を去る

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