○羽野晶紀 5歳の長男に関する育児の悩み 「食べ物の好き嫌い」
悩み:食べ物の好き嫌いにムラがあって困っています。ほうれん草、人参、ピーマン、トマト。特に野菜類「これは苦手だ!」と言って残します。自分から進んで何でも食べられるようになるにはどうすれば良いでしょうか?
カヨ子「お母さんが作ったりお父さんが作ったり、この芋の皮をむいてねとか、豆の皮むいてねって手伝わせて、それを加工している所を見せながらやらないといけない。「キレイに出来たお食事です」っていうのは、食堂に行ってるのと一緒。みんなの為に楽しそうに作ってるっていう事が分かれば、お母さんが一所懸命作った物だったら食べてあげようっていう気になる」
●カヨ子の回答:ご飯作りに子供も参加させる
完成に至るまでの段取りや食材の匂い、色彩など様々な要素に興味を持たせ達成感と感謝の気持ちが「好き嫌い」をなくす
カヨ子「嫌いな物でも食べますいうのは、ここ(脳)が発達しないと食べられない。嫌って言うよ。前頭連合野。これは嫌いだけど食べないといけないから食べようっていうのは脳でしょう」
嫌いな物を食べる時には動機や理由を考えるため前頭連合野のトレーニングになる
スタッフ:「例えば僕なんかタマネギ、ニンジン大嫌いなんですけど、僕が(妻に)言われるのは「我慢してうまそうに食べろ」って言われるんですけどそれ無理じゃないですか?」
カヨ子「それはアンタも苦労しいや。奥さんかって忙しかったり腹減ってきたらムッとして「アンタいつまで好き嫌いしてんの」言うて口に出すわ。それで「好き嫌い」ってなんちゅうこっちゃって子供は覚えるわ。ほんで僕もアレ(好き嫌い)やったろって思う。聞こえる耳持ってる、よう見える目持ってる。そうやって育てとるやん。アンタの心なんかすぐ読むよ。お母ちゃんの心も。(え?僕の心ですか?)読む読む。(まだ2歳ですけど…)2歳でまだやない、2歳ならや。2歳を馬鹿にするな。そう見くびったらいかん子供を」
●カヨ子の回答:親が食べの物に関して「嫌い」という言葉を用いるのは厳禁。一方的な決めつけが容認と真似につながる
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