東京タワーは戦車を材料に作られた

●東京タワーは戦車を材料に作られた

昭和33年、333mの東京タワーが竣工された

当時の芝周辺には、30m以上の建物は一切なかった

そこに前代未聞の超高層タワーを作る計画が立ち上がった

同時期に世界有数の高さを誇っていたのは、312mのエッフェル塔

エッフェル塔を越える鉄塔を日本に作る

そんな東京タワーには、4000トンもの鉄が使用され、作業員は、のべ22万人

昭和32年当時は、材料となる鉄が希少

そのため良質な鉄を求め、アメリカ軍から購入した戦車を溶かして使った

使われたのは、特に風の影響を受け易い展望台より上の部分

揺れても折れない良質な鉄を使う必要があった

当時はボルトの強度が低かったため、熱した鉄を使い鉄骨同士をつなぎ合わせていた

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